
- おへそこども園は、2017年度、佐賀市水ヶ江に新たに開園した教育・保育を一体的に行う施設です。おへそこども園の命名は、佐賀の街の中心の「おへそ」と、母と子の命のつながりの「おへそ」からつけられ、ここに通う子どもたちには、「つながっている命」の大切さを感じてほしい、そんな想いを込めて命名された名前だそうです。
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- ~教育・保育の特徴として~『国際理解教育』
おへそこども園の理念は、“関わる人たちと、共に考え、語り、学び、支え合う、そんな仲間や家族で有りたいと考え、その手段の1つとして国際理解*の時間を設けられています。そこでは、他国や異文化に目を向け、見た目も習慣も価値観も異なる人たちの存在を学び、多様性を自然に受け入れられる土壌を育み、世界を知ることで、自国をより深く理解していきます。
- 今年の年長児さんは、秋から卒園までの活動プログラムとして『世界のこどもたちと水』というテーマで「マダガスカルにきれいな水を」のタッププロジェクトのことを学びました。自分たちにできることを色々考え、大人の人たちに呼びかけて募金活動にも取り組みました。その募金を佐賀県ユニセフ協会にいただきました。世界の子どもたちのために使わせていただきます。この後、“生活発表会”で年長児さんたちの取り組みについて発表されるそうです。
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- 募金のお礼に佐賀県ユニセフ協会からの『せかいの子どもたちと水』の出前授業をしました。
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- 年長児さんたちは、安全できれいな水が手に入りにくい国の子どもたちの生活についていろいろなことを学んでいました。水運びで学校に行けなかったり、汚い水で病気になったりしていること等よく知り、クイズや問いかけにも積極的に手を上げ、幼児と思えぬほどしっかりと自分の考えを発表していました。
学びの成果だと感心しました。また、「大丈夫 げんきになるよ」の寸劇では、ユニセフスタッフの寸劇に身を乗り出して見ていました。
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- アフリカなどで実際に使われている「ティッピー タップ(簡易手洗い)」の体験
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