ボーイスカウト佐賀第5団 ユニセフ募金贈呈 

■期 日:2021年12月28日(火)10:30~

■場 所:佐賀県ユニセフ協会 事務所



■ボーイスカウトの皆さんは、コロナ禍の中、今年も家族内でのファミリーボックス募金活動をしてくださいました。
ボーイスカウトの活動も縮小していますが、ボランティア活動や外での活動等はされているそうです。
贈呈には、ボーイスカウトの代表のお二人が事務所に来てくださいました。募金額をコインカウンターで数える手伝いもしてくださいました。いつも変わらぬご支援ありがとうございます。


唐津市立浜玉中学校 ユニセフ募金贈呈

■期 日:2021年12月21日(火)12:50~ 

■場 所:校長室

■浜玉中学校生徒会では、今年の11月29日~12月中旬まで全校生徒に給食時間を利用して放送で募金の協力をお願いしてくださいました。
呼びかけた内容は、青い募金箱に書いてあった『あなたの1,000円でこんなことができます。』の具体な支援物資について紹介されたそうです。



■また、各学級では学級委員が募金箱を持って直にお願いをされたそうです。生徒の皆さんは、学校全体でSDGsの学習にも取り組んでいるので、厳しい環境に生活する子どもたちへ‟自分にできるはじめの一歩”として募金に協力をしてくださったそうです。
そして本日、校長室にて全校生徒から集まった募金の全てを『ユニセフ募金』として、佐賀県ユニセフ協会へ寄贈をしてくださいました。
募金のすべては、日本ユニセフ協会を通して、支援を必要としている子どもたちに送金させていただきます。

■佐賀県ユニセフ協会からは感謝状やSDGs缶バッジ、ユニセフのリーフレットなどの資料をお礼に差し上げました。


柳川市立矢ヶ部小学校 ユニセフ募金贈呈

■期 日:2021年12月13日(月)13:20~ 

■場 所:柳川市立矢ヶ部小学校 校長室

◇ 福岡県柳川市立矢ヶ部小学校は、23年間もユニセフ募金活動を続けられています ◇

■今年も柳川市立矢ヶ部小学校からたくさんの募金が佐賀県ユニセフ協会に贈呈されました。 柳川市立矢ヶ部小学校では、毎年、12月の土曜日の授業参観の後に、希望される子ども達と先生方、柳川市教育委員会の方々が一緒に、佐賀市の大型商業施設での街頭募金活動に参加されています。ただ、ここ2年間は新型コロナウィルス感染拡大の影響で街頭募金活動が中止となりました。

■街頭募金活動が中止の中でも、6年生の児童の皆さんは自分たちにできる募金活動をしてくれました。(以下は6年生からのメッセージです。) 世界には自分たちと同じ年頃の子ども達が貧しくて食べるものがなかったり、紛争で学校に行けなかったりする子どもが沢山いることを知り、自分達にできる募金活動をすることにしました。総合的な学習の時間に収穫したもち米を販売したお金を募金したり、11月の全校朝会で、みんなに募金を呼びかけたりしました。12月4日~12月10日の人権週間に先駆けて、11月20日~12月3日の間、児童が登校をしてくる朝の時間に靴箱のところで手作り募金箱を持って募金活動もおこないました。


白石町立六角小学校 人権集会 出前授業

■期 日:12月7日(火)10:50~12:00 

■場 所:体育館

■児童数:小学1年生~6年生 100人 

■テーマ:世界の子どもたちとユニセフ」~世界の子どもたちのことを知り、人権について考えよう~

■目 的:人それぞれが持つ人権の大切さを学ぶ

■六角小学校では、人権週間ということで「ユニセフ学習」を3・4校時に設定をされていて、人権集会の終わりには、「地雷レプリカ」や支援物資の実物を見たり、水瓶を運んだりマラリア予防薬を織り込んだ蚊帳に入ったりする体験もしてもらいました。
≪プログラム≫
 ①人権担当の先生の話 及び 人権の合言葉の発表 
 ②ユニセフからの講話「世界の子どもたちとユニセフ」
 ③「思いやり」の歌
 ④校長先生の話
 ④ユニセフからの展示物を見たり体験したりする時間

■児童の皆さんにとっては、ユニセフの話を聞いた後に実際に「地雷レプリカ」を触ったり、上腕測定テープでペットボトルのふたと同じ腕の太さの栄養不良の子どもがいることを実感したりする時間をもつことができました。 また、14kgもある水がめを実際に持ってみて、子どもにはあまりに重く、これを川から家まで運ぶことにかなり驚いていました。

■こういった学習をした後に、六角小学校の児童の皆さんから、自分たちにできることとして、年度末の「ユニセフ ハンド・イン・ハンド募金」が届きました。ありがとうございました。


白石町立北明小学校 人権集会 出前授業

■期 日:12月7日(火)8:35~9:05 

■場 所:体育館

■児童数:小学1年生~6年生 139人 

■テーマ:「世界の子どもたちとユニセフ」

■目 的:世界の子どもたちの現状を知り、人権について考え、自分自身を振り返りこれから自分にできることを考える。


■北明小学校では、朝の人権集会の中で、ユニセフからの講話を30分程させてもらいました。
毎年、北明小学校では、12月の人権週間の時期に各学級で人権について学び、人権宣言を決めています。それぞれの学級で決めた人権宣言を発表された後に、自分たちと同年代の世界の子どもたちの様子やユニセフの活動について話をしました。
児童の皆さんは、自分たちの生活とは違って、厳しい中で生きている子どもたちがいることを動画や写真などで知り、世界には飢餓や貧困、紛争や自然災害など多くの課題があり、その課題を解決するために自分にもできることはないか考えるきっかけとなったのではないかと思います。
最後に短い時間でしたが、SDGsや募金活動についても紹介をしました。


諫早市立小長井中学校 親子ふれあい講演会

■期 日:11月25日(木)13:40~14:40

■場 所:体育館

■生徒数:1年生~3年生99人、保護者30人 

■テーマ:テーマ:「ユニセフと世界の子どもたち」~ユニセフ活動を通して人権やSDGsについて考えよう~

■諫早市小長井中学校は、佐賀県境で近いこともあり、佐賀県ユニセフ協会からは時々出前授業等にでかけています。今回も人権学習を親子で学ぼうということで話をさせていただきました。平日でしたが、保護者の方も30名ほど参加していただきました。生徒の皆さんは大変積極的で、準備から学習、体験、片付けまで主体的に取り組み、質問も多くしていただきました。はきはきとした対応と「まだ手伝えます」等の言葉かけに‟相手を思いやる気持ち”が育っていることに感心しました。

【担当の先生からのコメント】
ユニセフの活動や発展途上国の子ども達が置かれている現状、世界が直面している問題についての話を聞き、生徒たちも保護者も自分達の今の生活を冷静に振り返ることができました。今後、当事者意識をもって、自分達にできることは何かを考え、行動に移していけるよう言葉をかけ、見守っていきたいと思います。

【生徒の感想 一部抜粋】
私にできること、まずは、SDGsの中の目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標14「海の豊かさを守ろう」を達成したいと思います。動画でサジャさんが「勉強は好き。勉強が好きじゃない人なんていないわ」の言葉に胸が痛みました。学びたいのに学ぶことができない人は何万といるのに、学べる立場にある私は、たまに嫌になって休みたくなってしまいます。嫌いなものは残してしまうし、今日の講演会を忘れず、精いっぱい自分にできることをしていきたい。

【保護者の感想 一部抜粋】
ユニセフのことを分かり易く、動画や写真を用いて講話していただき、子どもたちと親子で考え直す機会ができました。普段何気なく使っていた石油・水の大切さも感じてくれたと思います。家庭に持ち帰り、子どもと会話をし、改善できることから実践していきます。このような機会を作っていただき有難うございます。


佐賀県南部地区郵便局長会様より切手贈呈

■期 日:2021年11月25日(木) 11:30~12:00

■場 所:佐賀県ユニセフ協会 事務所

■佐賀県南部地区郵便局長会様におかれましては、今年も南部地区104局で呼びかけて集められた “使用済み切手”のうち約28kgを「ユニセフを支援する会母子草」に贈呈してくださいました。
郵便局では、4年前から使用した後の再活用を利用者の皆様に呼びかけ、地方創生にも協力をしたいという考えで、この取り組みを始められています。年々この取り組みへの周知が進み、お客様のご協力も増えてきていると話されました。

■本日、会の担当として上峰郵便局長原様と江見郵便局長馬場様が、事務所においでになり、集まった“使用済み切手”を贈呈してくださいました。

■佐賀県南部地区104局の郵便局長会の皆様、また、使用済み切手の提供にご協力いただきました皆様ありがとうございました。

■母子草では、この使用済切手を整理した後、切手収集の業者さんに購入していただき、それを募金とさせていただいています。 その使用済み切手は、切手の貼り絵などに使われています。


ぽかぽか集会から募金活動に繫がった東与賀小学校の取り組み紹介

【佐賀市立東与賀小学校 ぽかぽか集会 出前授業

■期 日:2021年11月15日(月)10:20~11:00 人権教室

■場 所:校長室からオンライン配信授業

■児童数:小学1年生~6年生 226人 

■テーマ:「ユニセフと世界の子どもたち」

■目 的:ユニセフの仕事や世界の子どもたちの現状を知り人権について考え、自分にできることを行おうとする気持ちを育てる。

【5・6年のニコニコスマイル委員会の皆さん達による募金活動】

■期 日:2021年12月6日(月)~12月8日(水)7:45~8:00 募金活動 児童玄関前

★委員会からの呼びかけ文 「11月15日にぽかぽか集会がありました。日本では、当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかった。5歳まで生きられない子どもが多くいることが分かりました。そこで、東与賀小学校では、世界の子どもたちを支援するために募金活動をすることにしました。」

■11月15日、東与賀小学校の「人権教室」の出前授業(オンライン)を行いました。  その後、担当の先生から「子ども達から募金活動をしたいという声が上がり、〝ニコニコスマイル委員会"の子ども達が家庭への呼びかけチラシを作り、募金期間中は、昇降口で始業前に募金活動を行いました。募金贈呈をしたいのでおいでください。」という連絡がありました。出前授業から募金活動へと新たなつながりができてきました。

■担当の江口先生からのメッセージ
先日の本校でのぽかぽか集会に講師としてお話をしに来ててくださりありがとうございました。オンライン授業ではありましたが、先生方の話掲示物、クイズ、動画等、何よりもユニセフの活動自体に子どもたちは驚き、心を動かされていたと思います。そして自分の生活を振り返り、自分に何ができるか考えることができました。 子どもたちから『募金をしたい。』という声が上がり、委員会ではチラシを作り、3日間5・6年生の委員会の子どもたちが、児童玄関に立って募金を呼びかけました。集まったお金は世界の困っている子どもたちにお使いください。



■子どもの感想
3年生児童:世界の国の子どもたちが学校に行けなかったり、女の子だけはたらいたり、小さい子のうでの太さがペットボトルのふたぐらいだったり、本当にかわいそうだと思いました。じぶんも女の子だから学校に行けなかったらいやだなあと思いました。これからぼきんがあったらさんかしたいと思います。世界中の子どもたち全員が、えがおになれたらいいなあと思います。


佐賀市立諸富北小学校 人権教室 出前授業

■日 時:11月11日(月) 13:45~14:50 人権教室(道徳の授業)

■会 場:佐賀市立諸富北小学校 体育館

■参加者/人数:小学1年生~6年生 222人、先生 18人 

■テーマ:「ユニセフと世界の子どもたち」
                ~ユニセフ活動を通して人権やSDGsについて考えよう~

【人権教室の目標 (学校から)】
   ▶ユニセフの活動を通して、世界の子どもたちの現状を知り、人権について考え、自分自身を振り返ることで、これから自分にできることを実行する態度を育てる。
   ▶SDGsについても学ぶ。

■諸富北小学校では、毎年この時期、人権教育に取り組んでおられます。昨年度も出前授業をさせていただきました。今年は、「第4回人権教室」で‟子どもの人権”と“SDGsについて”の内容で話をさせていただきました。
コロナ禍で益々厳しくなる貧困や学校閉鎖、いまだ終わりの見えない紛争に巻き込まれる子どもたちの状況や水汲みに1日を費やす「アイシャの1日」の動画などは、児童の心にずいぶん響いた様子でした。

■また、佐賀市教育委員会では、SDGsを教育内容の中に取り入れていくことを推進されています。そのこともあり今回の出前授業では、様々な地球の課題を解決するためのSDGs(持続可能な開発目標)についても紹介し、身近なことから自分にできることを考え、行動してほしいことも伝えました。 特に、パキスタン出身のマララさんの「世界に広めようSDGs」のアニメーション動画は1年生から6年生まで分かり易い内容で、今回、児童や先生方にも好評でした。

■集会の最後には、1年生から6年生までの全児童が、水がめを持ったり、蚊帳に入ったり、地雷レプリカや支援物資を触ったり、SDGsパネルで世界の厳しい現状を学んだりする体験の時間もあり、子ども達は大変興味を示し、喜んで取り組んでいました。

■出前授業の後、学校から「子どもたちと一緒に募金をしたい」という申し出がありました。世界の厳しい環境で生活する子どもたちのことを知り、自分たちにできるはじめの一歩として募金をと思っていただいたのだと感謝いたしました。 今年の特徴として、出前授業から募金に繫がる学校が増えました。


神埼市ドリームパーク出前授業

■場 所:神埼市立西郷小学校 

■日時/クラス/人数:2021年11月10日(水)15:20~16:40 / 夢組 / 15名

■日時/クラス/人数:2021年11月17日(水)15:20~16:40 / 星組 / 15名

ドリームパークってなあに?
神埼市社会教育課では『ドリームパーク』を開いて、放課後の小学校を子どもたちの安心・安全な居場所として開放しています。
『ドリームパーク』は、地域の大人の方たちの指導のもと、スポーツや音楽、様々な文化活動などの体験を通して心豊かでたくましい子どもを育むことを目的として行っている事業です。

■2021年度は新型コロナ禍の中でしたが、マスクや手洗い消毒などの対応をしながら西郷小学校のドリームパーク出前講座を行いました。久し振りの西郷小学校ドリームパークには、1年生から6年生までの夢組さん15名、1年生から5年生までの星組の子どもさん15名が参加しました。(主に1年生~2年生までの低学年が中心です。) テーマは、『水から世界を考えよう』です。世界には、日本のように水道の蛇口をひねるとすぐにきれいな水が飲める国はわずかです。アフリカなどでは、川や池の水(地表水)を飲んで下痢などで子どもたちが亡くなったり、水くみの仕事を子どもたちがしていて学校に行けなかったり水だけをとっても、子どもたちを苦しめている現状があります。

■出前講座の前半は、まず世界の状況を子どもたちなりに知ることが大事だと考え、子どもたちが水を得るためにどんなな苦労をしているか、写真や動画で見てもらいました。 子どもたちからは、「1日中水くみをしているのがかわいそうだった。」「自分達の生活とはかけはなれていてびっくりした。」等の驚きの声が聞かれました。



■出前講座の後半は、自然の中での水の循環を学び、実際に“水のろ過実験”を体験しました。布や砂を地層に見立てて、何層も重ねて、そこに泥水を流し、水が少しずつきれいになっていく様子を見ることができました。地層に見立てた布や砂の層を通ると少しずつ泥水がきれいになっていく様子に見入っていました。子どもの中には水がきれいになるには長い時間がかかることに気づいたり、水の大切さを改めて感じたりしながら、最後までこの実験に興味をもって取り組んでいました。水は限られた資源です。
子どもたちには、水の大切さや有り難さに気づき、水を節約する気持ちを育てていってほしいと願っています。


SAGA INTERNATIONAL FESTA
2021 さが国際フェスタ in 小城

■期 日:10月31日(日)11:00~16:00

■会場:小城公園

■“2021年 さが国際フェスタ in 小城”が、10月31日(日)小城公園グラウンドで秋晴れの気持ちの良い季節の中で開催されました。新型コロナもまだ収束してはいませんが、参加者の氏名確認や検温にはじまり、マスクや消毒、アクリル板設置などの感染防止対策をしながら実施されました。
主催の(公財)佐賀県国際交流協会では、県内各地に多くの外国の方が居住されている現状から、ここ数年は、佐賀県各地でInternational Dayを開催されています。今回の小城会場でも、国際交流や国際理解、多文化共生に対する理解を深めることを目的に、国際交流・協力に携わる民間団体やボランティアと協働で県民参加型のフェスタが開催されました。
今日は、お天気にも恵まれ、小城市の親子連れはもとより、県内各地から在留の外国籍の方々や異文化交流のイベントを楽しみにされていた方々がたくさん参加されていました。

■44の各ブースでは、いろんな国の文化や食べものの紹介や小城の特産物も販売されていました。また、ステージ発表では、様々な団体が自分たちの活動についてアピールしたり、開催地域の文化・芸能の発表や小城の琴教室の皆さんの演奏、牛津高等学校からアフリカン太鼓ジャンベ部の皆さんのパフォーマンスが紹介されたり、インドネシアの民族衣装をまとっての伝統ダンス等も紹介され、異文化を楽しむ1日となりました。

■そんな中で佐賀県ユニセフ協会は、『パネル展示』(「ユニセフってなあに?」「SDGsパネル」)と『SDGs体験コーナー』(「SDGsわなげ」「SDGsすごろく」)を設置しました。 また、『ユニセフと地球のともだち』の動画も流しました。子ども達も大人も楽しく学べるユニセフの広報の場となりました。
今回は、特にSDGs広報で取り入れた「SDGs輪投げ」や「SDGs缶バッジづくり」、「SDGsすごろく」が人気でした。多くの方たちが体験を通してSDGsについて関心を持ち、これまでよく知らなかった17の目標についても身近に感じていただくことができました。合わせて、募金などもしていただき有難うございました。 


ユニセフ・キャラバン・キャンペーン

■10月28日(木):県庁にて山口祥義知事、並びに、落合裕二教育長とメッセージ交換

■10月29日(金):武雄市立北中学校2年生と唐津西高等学校全校生を対象にユニセフ教室(Zoom)

ユニセフ・キャラバン・キャンペーンは、世界の子どもたちの現状やユニセフ(国際児童基金)の活動に関する知識や認識の普及・啓発を目的に、1979年「国際児童年」を記念してスタートしました。
日本ユニセフ協会の学校事業部は、全国を4年間で一巡し、学校の先生方を対象にした「ユニセフ研修会」や学校での児童・生徒を対象にした「ユニセフ教室」を開催しています。 また、それに合わせて各都道府県の知事や教育長を訪問し、日ごろの授業や教育活動を通じ、世界の子どもたちの現状の理解促進を図っていただくように働きかけを続けています。
佐賀県でのユニセフ・キャラバン・キャンペーンは、5年ぶり10回目の開催になりました。

■10月28日(木)には、県庁にて山口祥義知事、並びに、落合裕二教育長とメッセージ交換を実施しました。

■日本ユニセフ協会の早水専務理事及び学校事業部から鈴木さんと山口さん、佐賀県ユニセフ協会から中尾清一郎会長とスタッフ数名がユニセフ・キャラバンで県庁を訪れました。
メッセージ交換では、早水専務理事が、新型コロナ禍の中、世界の子ども達が教育を十分に受けられなかったり、幼い子どもたちへの別の感染症のワクチンなども行き届かなくなったりしている現状などを説明し、県知事や教育長にさらなる支援をお願いされました。
また、早水専務理事は、2020年度の「ユニセフ学校募金」への参加率が、佐賀県の小学校は全国3位、中学校は全国1位であることを紹介しお礼の言葉を述べました。
山口知事は、「人と人、国と国が協力し難局を乗り越えないといけない。ユニセフの活動の発展を応援している」と述べられました。
落合教育長からは、佐賀県ではICT教育が進んでいてそのメリットがあることや、生徒の意見を取り入れながら、さらに人権教育にも力を入れていきたい」と話されました。

■10月29日(金)には、武雄市立北中学校2年生と唐津西高等学校全校生徒に、Zoomで家庭科室から「ユニセフ教室」を実施しました。

■ユニセフの授業のテーマは「ユニセフと世界の子どもたち」で授業が行われました。
ユニセフの成り立ちやユニセフの使命などを前段で話された後に、世界の子どもたちが新型コロナ禍の中子どもの人権が学校閉鎖などで以前より脅かされている現状や5歳未満の死亡率、水くみや児童労働などについても動画などを資料に授業が行われました。
佐賀県ユニセフ協会からも、授業のサポートで参加をしました。


第5回絵で伝えよう『わたしたちの地球』を守る絵画展

■期 日:10月26日(火)~10月29日(金)9:00~17:00 

■会 場:佐賀県庁1階 県民ホール

■主 催:佐賀県ユニセフ協会

■共 催:佐賀新聞社

※表彰式は11月3日(水)佐賀市医師会立看護専門学校講堂にて行います。



佐賀県ユニセフ協会主催の「絵で伝えよう!『わたしらたちの地球』を守る」絵画展も今年で、5年目を迎えます。新型コロナ禍の中にも拘わらず、全県下の小中学校の児童・生徒491名の皆様から作品応募がありました。大変喜ばしく感じています。

SDGs(持続可能な開発目標)については、近年、行政をはじめ企業や団体、学校等でも様々な形で周知の推進や目標達成に向けた取り組みがおこなわれています。
2030年に社会の一線にいるのは今の子ども達です。佐賀県ユニセフ協会でも、17の目標の中から、身近な生活の中で自分にできる事やみんなで取り組みたいことを考え、絵に表わすことを通して、「『わたしたちの地球』を守ろう」という気持ちを育てたいと考えこの絵画展を企画しています。
佐賀の子ども達が、地球に住むみんなの未来に向けたメッセージを絵に表現しています。子どもたちの思いをじっくり受け止めていただければ幸いです。
最後になりましたが、佐賀新聞社様には趣旨にご賛同いただき、共催をしていただいています。心よりお礼を申し上げます。

SDGsってなあに?
持続可能な開発目標」(Sustainable DevelopmentGoals)は、2030年までに今ある世界のさまざまな問題を解決し、「人間がずっと地球に住み続けられるように開発・発展する」にはどうしたらよいだろうと2015年「持続可能な開発サミット」(150ヵ国参加)で採択された17の目標です。

■審査の様子


佐賀清和中学校 ユニセフ募金贈呈

■期 日:2021年10月14日(木) 15:00~ 

■場 所:佐賀県ユニセフ協会事務所にて



佐賀清和中学校では、毎年秋の文化祭前にユニセフ学習を行い、文化祭当日は「ユニセフバザー」にも取り組んでいただいています。今年は、新型コロナウイルス感染予防のためバザーは行わずに生徒会で校内の募金活動に取り組んでいただきました。  この日は、生徒の皆さんは授業中ということで、生徒会担当の諸隈先生が募金贈呈に事務所にお越しくださいました。様々な形で佐賀県ユニセフ協会へご支援いただき心からお礼を申し上げます。
一日も早くコロナが収束し、また以前のように清和中学校の皆さんがユニセフ学習や「ユニセフバザー」に取り組んでいただける日を待ち望んでいます。


第5回「絵で伝えよう『わたしたちの地球』を守る絵画展」の審査会

■期 日:2021年9月28日(火)13:30~16:00 

■場 所:佐賀市立図書館 多目的室

【SDGs絵画展開催について】
佐賀県ユニセフ協会では、地球に住むすべての人たちが、“誰一人取り残されることなく”自分の可能性を伸ばし幸福に生きていけるように、今地球上にある多くの課題についてみんなで考え、解決したいと願いSDGs絵画展を開催しています。 今年で5年目となります。ここ数年、行政や企業、学校や様々な団体でもそれぞれの立場でSDGsへの取り組みが増え、社会での周知も進んできています。子どもたちにも、多くの問題解決のため「今できること」を考えていく気持ちを育てたいと考えています。



■新型コロナ禍の中に、今年は昨年より多くの作品の応募がありました。応募総数は491点、応募された学校も47校と、学校でも授業や夏季休業中の課題としてSDGsについて考える取り組みをしてくださっている学校がずいぶん増えてきました。
子どもたちは、様々なニュースで自然災害について目の当たりにしたり、紛争の中で被災する子どもたちの姿を見たり、環境汚染や温暖化で多くの生物が命の危機に瀕していることなどを知ったりする中で、今の地球には解決しなければならない多くの問題があることに気付き始めています。

■今回の絵画展に応募された作品には、発達段階に応じた「自分にできることやメッセージ」が絵画の表現を通して伝えられています。
低学年の作品には「牛乳パックのリサイクルやペットボトルの分別を頑張っている自分の絵」や高学年では「身近な地域の宝物(自然)を守っていこうとする気持ちが描かれた絵」、中学生では「たくさんの生き物が共存する世界をイメージした優しい絵」等が出品されていました。

■審査の様子

■審査員の井上信宏先生や森和幸先生からは、以下のような講評をいただきました。
  ●新型コロナ禍で他のコンクールなどは出品数が少ない傾向にあるが、今は、行政や企業や学校等もSDGsについて取り組んでいるので、周知が進んでいる結果、応募作品も増えているようだ。また、ユニセフさんも多くの出前授業などにも取り組まれていて、広報活動の成果だともいえるようだ。
  ●これまでの作品は、地球やクジラなどを題材にする絵が多かったが、自分なりの工夫や独自の表現もあり面白い作品が多かった。
  ●中学生の作品は、ポスターカラーを使った作品が多かったが構成がしっかりしていた。

【第5回SDGs絵画展 優秀作品の展示及び表彰式】
★作品の展示
  10月26日(火)~10月29日(金)  佐賀県庁1階 県民ホール
★表彰式
  11月3日(水)10:30~11:50  佐賀市医師会立看護専門学校3階 講堂
  (当初の佐賀県庁県民ホールが、新型コロナワクチン接種会場になったために変更)


フードバンクさがへ 食料品を届けました

期 日:2021年9月21日(火) 12:30より

場 所:フードバンクさが事務所

■「フードバンクさが」さんは、まだ食べられるのにさまざまな理由で捨てられてしまう食品を企業・団体・個人などから引き受け、必要とする団体や福祉施設に無償で提供を行うフードバンク活動の実施や、食品を地域から持ち寄ってもらい、地域の団体の活動などに活用するフードドライブ活動の推進をされています。  また、「フードバンク」という“食品の銀行”を通じ、食品の寄贈と提供はもちろんのこと、さまざまな方々が食品や資源の交換や持ち寄りを通じ、地球環境を配慮しながら、佐賀という土地がもっと元気になることを目指しておられます。

■佐賀県ユニセフ協会でも、その団体の想いに賛同し、スタッフ有志が持ち寄った食品を事務所にお届けしました。特にここ2年は、新型コロナウイルス感染予防のために『ユニセフバザー』も中止しています。家庭で余っている食品を必要な方々に有効活用していただきたく、お届けしました。

■新型コロナ禍の中、今は、「子ども食堂」もお休みになっていますが、ひとり親家庭への「お米プロジェクト」支援や佐賀豪雨災害支援なども行われていて、フードバンクさが事務所には、メーカーさんからのいろいろな支援物資の箱や国から届いたお米袋も積んでありました。最後に、担当者の方から「皆さんからの善意を有効に使わせていただきます。」とお言葉をいただきました。


佐賀県立小城高等学校 2年生4人事務所訪問

期 日:2021年9月9日(木)17:30~18:30

場 所:佐賀県ユニセフ協会 事務所

使用済インクカートリッジ、書き損じハガキの贈呈&ユニセフ学習
ユニセフ学習のテーマ:「ユニセフを通して『貧困』と『教育』の現状を知る~自分たちにできること~」

■小城高校2年生4名の皆さんが、授業後、事務所を訪問、「ユニセフを支援する母子草」さんに使用済み切手や使用済みのインクカートリッジや書き損じはがき等を集めて、人道支援として寄贈してくださいました。
現在、総合的な学習の時間にSDGsについて自分たちで課題を見つけ、調べ学習や解決のために自分たちにできることにチャレンジをされています。

  【生徒による使用済み切手などの贈呈】

  【ユニセフからの感謝状渡し】

■今回事務所訪問をされた4人グループは、SDGsの①「貧困をゼロに」と④「質の高い教育をみんなに」の課題について学び、自分たちにできる身近な活動を進めているそうです。                  

■使用済み切手や使用済みインクカートリッジは、きれいに整理すると購入をしてくださる団体があり、換金してユニセフへ支援をすることができます。ユニセフは皆さんからの支援をどのように現場に届けているのか、「ユニセフ学習」を通して、『ユニセフと世界の子どもたち』を紹介しました。

■短時間でしたが、実際に、使用済みの切手の整理も体験をしてもらいました。皆様からの善意が、支援の形になるまでには丁寧な手作業が行われていることを知り、また、集めてボランティアをしに来たいという言葉を残して帰られました。

   【使用済み切手の整理体験】


コープさが生活協同組合様から募金の贈呈

期 日:2021年8月10日(火) 13:30より

場 所:佐賀新聞社 応接室

■本日、佐賀新聞社におきまして、2021年度に組合員の皆様から集まりました募金がコープ佐賀生協の桑原廣子会長様から佐賀県ユニセフ協会の中尾清一郎会長へ贈呈されました。 生協の組合員様からの金額は年々増えています。事務局の牧さんは「このところの世界の状況や新型コロナウイルスの感染拡大などで、組合員の皆様の『自分にできる支援』の意識が高まったり、支出控えから募金に繫がったりしているのではないか」と話されていました。

■東ティモール指定募金は、東ティモールの新生児と妊産婦支援のために贈られます。中尾会長は「東ティモールは、長い間紛争下にあり、2002年にできたばかりの新しい国家です。人口は約120万人で、その半分以上が子どもで占められています。栄養不良に苦しむ子どもの割合が高く、厳しい状況にある成長期の子どもたちへの支援は何よりも有難い。」と感謝の言葉を述べました。


■また、新型コロナウイルス緊急募金は、感染拡大の防止に向けて途上国での基本的な社会制度やサービスが崩壊しないよう、全ての子どもたちを守るため、特に、保健、栄養、水と衛生、教育、保護へのアクセスを確保し感染を防ぐためにつかわれます。 8月5日時点、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中で2億人以上の感染が確認され、420万人以上が命を落としています(WHO状況レポートより)。このままワクチンが届かず、子どもを守るシステムが圧迫され続ければ、何百万人もの幼い命が危機にさらされます。最も弱い立場の子どもたちをこれ以上犠牲にしないために、ワクチンの普及による一日も早い 社会の正常化が求められています。

■沢山の支援の浄財は、日本ユニセフ協会を通して指定のところに送付させていただきます。コープさが生協の会員の皆様、有難うございました。


第30回『佐賀市平和展』 ~語り継ごう、平和の尊さ~

第30回『佐賀市平和展』 ~語り継ごう、平和の尊さ~

■期 日:2021年8月6日(金)~8月9日(月)

■場 所:佐賀市立図書館2階 ロビーギャラリー


≪開会セレモニー≫
今回は「佐賀市平和展」30回の節目の年でした。会場 には、「佐賀市平和展~語り継ごう、平和の尊さ~」の これまでの30年の歩みがパネルで展示されていました。 セレモニーでは、佐賀市長や佐賀市遺族連合会の代表者 の挨拶やテープカットもありました。長年佐賀県ユニセ フ協会も「地雷レプリカ」展示で協力をさせていただい ているということでテープカットにも参加させていただ きました。これからも‟平和を希求するユニセフ”として参加させていただきたいと思います。


≪ユニセフの展示・体験コーナー≫

■ 2021年は、終戦から数えて76年目になります。佐賀市平和展は、今年も、8月6日広島原爆投下の日をスタートに、8月9日長崎原爆投下までの4日間行われました。 この平和展は、今年で30回目を迎えました。佐賀市では、‟語り継ごう、平和の尊さ”をキーワードに、戦争の悲惨さを忘れず、平和の尊さを語り継ぎ、平和な世界を作っていこうとする気持ちを高め、共有する場として毎年行われています。

○地雷レプリカ展示:「地雷ってどんなもの?」
○パネル展示    :「ユニセフによる戦後日本の子ども達への支援」
〇SDGsの広報 :SDGs広報パネル、SDGsサイコロづくり(製作体験)
           :SDGsすごろくゲーム

■佐賀県ユニセフ協会からは、「地雷レプリカ」とユニセフパネル「ユニセフによる戦後日 本の子ども達への支援」や「SDGsパネル」を展示しました。 また、子ども向けのSDGsコーナーでは、「SDGsすごろく」を体験してもらいました。子どもたちは、すごろくを楽しみながら世界の様々な問題についてクイズを通して、知る・考えることができました。

 

■中央ギャラリーでは、原爆などで被災した資料などが数多く展示されていて、戦争の恐ろしさや悲惨さを痛感しました。 また、ロビーギャラリーではテラ・ルネッサンスさんから「アフリカの子ども兵」の動画やアアフガニスタン復興支援に貢献されたペシャワールの会の中村哲医師の偉業にまつわる動画などの紹介もあり、世界の平和についても知ることができました。

■今年も新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら、ホールでは、遺族の語り部の方による戦争にまつわる話の収録ビデオや佐賀空襲を語り継ぐ会の皆さんによる朗読劇の収録映像、また、子ども向けのアニメなども放映されました。

■「佐賀空襲を語り継ぐ会」の坂田様からは、 この機会に佐賀県ユニセフ協会へ『佐賀空襲』 の本25冊の売上金の全てを募金として寄付し てくださいました。世界の厳しい生活をして いる子ども達へ送金させていただきました。 ありがとうございました。


白石町立須古小学校 平和集会 出前授業

ユニセフ学習の時間

■期 日:2021年8月6日(金)8:45~9:25

■場 所:体育館

■テーマ:平和集会「世界の子ども達について知ろう」

■授業の目的:
ユニセフの活動を通して、飢餓や貧困、紛争など厳しい環境で暮らす世界の 子ども達の状況を知り、平和の大切さや自分にできることを考え、行動していこうとする気持ちを 育てる。



■須古小学校では、毎年、8月6日を「広島に原子爆弾が落とされた日を忘れず、戦争の恐ろしさや平和の大切さについて考える」ための登校日と位置づけて、全校児童による平和集会が行われています。 進行は6年生が担当し、黙とうに始まり、各グループによる戦争についての調べ学習の発表がありました。内容は「原子爆弾の被害」や「戦争のころの衣・食・住」について、写真や表、イラスやクイズ等を入れて低学年にも分かり易く発表をされていました。 6年生のプレゼンの作り方もとても上手で感心しました。

■佐賀県ユニセフ協会からは、ユニセフの活動を通して、今なお、紛争下で難民となったり、戦争の被害を心や体に受けて厳しい生活を強いられたりしている子ども達の現状やユニセフの支援の実際について、写真や動画で伝えました。全学年の皆さんが意欲的に取り組めるように「ドラえもんクイズ」を入れたところ、暑い中にもかかわらず、‟正解しよう”と熱心に考え盛り上がりました。

■また、地雷レプリカや支援物資、マラリア予防の蚊帳や水がめなど展示していましたが、子ども達は地雷レプリカや水がめにはとても興味を示していました。 「地雷を踏んだ子どもは一生足が不自由になりかわいそう。」「今も自分たちの近くにたくさんの地雷が埋まっていると思うと怖いだろうなあ。」 「こんなに重い(11㎏の水)水がめを何キロも歩いて運ぶなんて信じられない。」等の声が聞かれました。


佐賀県立小城高等学校2年生(5名) 事務所訪問&ユニセフ学習

期 日:2021年8 月 3 日(火)13:30~15:00

場 所:佐賀県ユニセフ協会 事務所

目 的:小城高等学校 2 年生 5 名の皆さんは総合的な学習の時間に「SDGs」について学び、自分たちにできる活動としてネットの「フレン            ドネーション」で募金の呼びかけを始めました。
          「⑥安全な水とトイレを世界中に」を自分たちの活動の目標に、ユニセフ学習を通して、もっと世界の子どもたちの現状について学び、
          自分たちにできることを実現していきたい。

■小城高校では 1 年生の時からSDGs についての学習が始まっています。2 年生になったらグループ毎に自分達にできることを決めて、行動に移しているそうです。
このグループでは、生きていく上で大切な「水と衛生」に焦点を当て、ユニセフの「フ レンドネーション」で 3 か月前から目標金額を設定し、募金活動を行っています。
まだ目標の募金額に届かないので、ユニセフの活動を通して「目標 6」の課題についてもっと詳しく学びたいという趣旨で研修に来られました。

■さすがに、学習目的がはっきりしていましたので、学ぶ姿勢も熱心で、世界の状況を写真やデータや動画で見ながら、要点をしっかりメモされていました。
また、体験学習もしたいという要望があり、下記の 4 つの体験を提案しやっていただきました。



▶水がめ運び体験(感想)

水瓶に 11ℓも入るので重かった。これを 1 キロメートルも 4 キロメートルも川から家まで運んでいるのが信じられなかった。重くて足が動かなかった。

▶水使用量比べ(感想)

WHO では 1 日に最低限必要な水の量は 20ℓといわれている。日本人の 1 日 1 人当たりの使用量は 289ℓ、実際に比べてみると 15 倍にもなる。限りある水資源なので自分自身も無駄づかいをしていないか考えてしまった。

▶ペットボトルろ過実験(感想)

地表水を飲んで下痢や病気で命を落とす子ども達がたく さんいること、水くみで学校に行けない子どもがたくさんいることなどを写真や動画で詳 しく知ることができ、もっと活動を頑張ろうと思った。(今まで文字で調べることが多くかったのでそこまで大変だと思わなかった。)ろ過実験を行って地下水(井戸水)のきれいさが分かった。




▶ティッピータップ体験(感想)(ティッピータップ:アフリカなどで使われている簡易手洗い用具)

簡単な作りで組み立てることができた。実際に石けんを使って手洗いができた。 水が少なくても思ったよりきれいに洗うことができた。手を洗う習慣ができれば下痢や感 染症にもなりにくいので良いと思った。


2021 ユニセフ シアター

期 日:2021年7月18日(日)13:30~16:00

場 所:佐賀市立図書館2F多目的室

参加者:55名 (一般大人、児童・生徒、ユニセフスタッフ)

内 容:ミニ講話 と ユニセフ シアター
           (1)テラ・ルネッサンス 佐賀事務所 佐々木純徹 氏 講話
                  『僕13歳、職業兵士、アフリカの元こども兵が教えてくれたこと』(25分)
           (2)ユニセフ シアター『風をつかまえた少年』 (110分)

           <パネル展示>
                長谷部誠大使のギリシャ難民キャンプ訪問「すべての子どもに、夢を」

主 催:佐賀県ユニセフ協会

後 援:佐賀県・佐賀県教育委員会・佐賀市・佐賀市教育委員会・佐賀新聞社・西日本新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞西部本社・NHK佐賀放送局・サガテレビ・エフエム佐賀・NBCラジオ佐賀

■ 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していたユニセフイベントを2年ぶりに実施することができました。
佐賀県でも少数ですが感染者が出ている中、検温・マスク着用・消毒・三密回避・換気などの対策をとりながら、テラ・ルネッサンス佐々木さんの講話、ユニセフシアター「風をつかまえた少年」の上映、長谷部誠大使のギリシャ難民キャンプ訪問「すべての子どもに、夢を」のパネル展示を実施しました。

■イベントのプロローグとしてNPOテラ・ルネッサンス佐々木純徹さんから、ウガンダの子ども兵との出会いから「紛争や貧困の中、多くの子ども達が職業兵士となり、教育も受けられず過酷な状況を強いられている子ども達が約3万人もいる現状」や「子ども兵士の60%が男子、40%の女子も兵士として使われている現状」などについて話をしていただきました。
また、テラ・ルネッサンスでは、15年前からアフリカや東南アジアにおいて「元子ども兵社会復帰支援プロジェクト」を立ち上げ、基礎教育や職業訓練などを3年間実施し、子ども兵士の社会復帰の支援活動をされている話なども聞かせていただきました。
最後に、佐々木さんは、‟支援の成果は大きく、一人一人に未来をつくる力がある“と力強く語られました。

■『風をつかまえた少年』は、実話を本にしたもので、この本は瞬く間に話題となり世界23カ国で翻訳され、ベストセラーになりました。
本作の舞台となるのは、2001年に大きな干ばつ襲ったアフリカの最貧国マラウイ。
貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出合った1冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた実話をベースにした映画です。

【感想】
▶ 厳しい干ばつの中、貧しく益々苦しくなる生活の中、故郷で懸命に生きる家族や人々を助けるために、本を頼りに知恵と多くの努力の末に風をつかまえエネルギーに変える風力発電を作り上げていくウイリアムの姿に110分の間、引き込まれて行きました。そして、井戸から水をくみ上げ、その水が大地を潤す瞬間は感動的でした。(60代)
▶ 絵本は知っていましたが、映画はより現実的で、涙が出ました。実現する力がすごいなと思いました。(40代)
▶ がんばればいろいろなことが出来ることを学ぶことができた。(10代)
▶ 生きることと学ぶことがつながっていることを改めて感じた。学びたい人が学べるようになるにはどうすればよいのだろう。日本の子どもたちは恵まれている部分が多いけど、自主的に学び生かせていないのは残念だ。(50代)
▶ 見せてもらってよかった。たくさんの人、子どもたち、中村哲さんを思い出しました。日本は先進国として世界の子どもたちを救いたい。(70代)
▶ 心が痛む場面が多かったのですが、教育の重要性と子どもたちの未来への意欲と勇気がとても素晴らしいと思いました。(50代)


大町町立小中一貫校ひじり学園小学部 平和集会 出前授業

日 時:2021年7月6日(金) 8:20~8:50

テーマ:「世界の子どもたちとユニセフ」(平和学習)~世界の子ども達のことを知り、平和や自分にできることを考えよう~

児童数:5年生~6年生 92人(1年生~4年生はコロナ感染予防のため録画を視聴) 

■ ひじり学園小学部では、この時期、平和学習に取り組んでおられます。
今年初めて佐賀県ユニセフ協会から出前授業をさせていただきました。
今回の授業は、“世界の子ども達について知ろう”というタイトルで、ユニセフの活動や世界の子ども達が置かれた状況を知り、平和な世界を実現するために1人1人ができることを考える時間になればと願って授業を行いました。

■ 当日は、新型コロナウイルス感染予防のために5,6年生のみの視聴で、1年生から4年生までは授業の様子を収録したものを次の日に視聴してもらいました。
児童の皆さんは、ユニセフの活動を通して世界の子ども達の状況を写真や動画を真剣に見たり、実際の支援物資を手に取ったり、水瓶を運んだり、地雷レプリカの説明を熱心に聞いたりと一生懸命に取り組んでくれました。

■ 最後には、お礼の言葉と共に事前に児童会で集めた募金を「世界の子どもたちの届けてください」と贈呈してくださいました。本当にありがとうございました。

■ 担当の中井先生からは、「先日の平和集会では、大変お世話になりました。お話とともに映像や実物、レプリカ等の資料とともにお話しいただいたことで、紛争地域の子どもたちの現状をそれぞれの学年なりに捉えることができていました。また、自分達にもできることがあると分かり、募金等の大切さも理解できていました。」という手紙をいただきました。


【児童の感想】
▶ ぼくは、学校に行けるのがあたりまえだと思っていたけれど、行けない人がいました。びっくりしました。だから、ぼ金をして、じゅぎょうがうけられるようにしたいです。へいわなせかいにしたいです。(2年男子)
▶ 平和集会のビデオを見て、外国では、5才にならない子どもが1日に1万4千人も命を落としていて、とてもかわいそうでした。
特に、女の子は水くみとか、お仕事とか、いろいろいそがしそうでした。学校に行けない子どももいるし、わたしたちとはちがうんだなと思いました。戦争も病気もどっちもあって苦しそうでした。
わたしは、外国にぼ金することで、外国の人たちを助けたいと思いました。(3年女子)

▶ 今日は、ユニセフの方の話を聞きました。私達が楽しく過ごしている間に、世界中で多くの人々が戦争に巻き込まれてなくなっていると知りました。
日本では、76年前に戦争が終わったけれど、世界中では、まだ戦争があっています。そのせいで赤ちゃんや子どもたちが栄養不良で死んでいることを知り、びっくりしました。栄養不良の子どもは小さいビタミンAの薬を1年に2つ飲むだけで、病気にかかりにくくなると知って驚きました。私達のあたりまえの生活が戦争があっている所に住んでいる人にできないと思ったら、とてもかわいそうだと思いました。むりやり兵器を持たされた子はつらいと思います。(5年女子)
▶ ぼくは、今日の平和集会で、世界には勉強がしたくてもできない人や、昔のように幸せな生活に戻れない人がいるということを学びました。
特に驚いたことがあります。それは、地雷で片足を失った女の子が今でも自分の夢をあきらめていないことです。
ぼくは、少し失敗すると、あきらめてしまうことがよくあります。その時はあの女の子のように、前向きに努力している人がいると、自分に言い聞かせてがんばっていきたいです。(6年男子)


鳥栖市立鳥栖小学校 出前授業

鳥栖小学校からの授業依頼の趣旨

■6年生の「総合的な学習の時間」のテーマとして「『平和』と『SDGs』について考えよう」を設定しています。1学期にSDGsの内容に触れ、今自分たちにできることは何かを模索しています。世界の国々の子ども達の話などを聞いて今の現状を知り、できることを考えさせたいと思っています。 また、2学期は長崎への修学旅行も予定しているので平和について考えさせたいと思っています。

■鳥栖小学校からの授業依頼は、上記のとおり『平和』と『SDGs』について、それぞれ1単位時間ずつ授業をしてほしいという希望に沿って、7月2日と7月9日の2日間授業をしに伺いました。 鳥栖小学校は、6年生1学年が4クラスある大きな学校で、123人が三密を避けながら一同に授業ができる場所として、体育館で行いました。 



7月2日(金)の学習会

■期 日:2021年7月2日(金))14:35~15:20

■場 所:体育館

■授業名:平和学習 「平和な世界をつくるために」   (総合的な学習の時間)

■授業の目的:* 戦争の悲惨さを知り、平和の大切さや命の尊さについて考えさせる。

                  * 自分たちにできることを考え、取り組もうとする気持ちを醸成する。

■本時の内容:「ユニセフ活動を通して、紛争や貧困にさらされている世界の子どもたちの生活やそれを取り巻く社会環境を分かり易く伝えると共に、今自分達ができることは何かを考えるきっかけになるような内容」

■6年生の皆さんはこれまで1学期の間に「総合的な学習の時間」に平和やSDGsについて自分の知りたいことについてインターネットなどでの調べ学習をされていました。
私たちの出前授業にもすべての児童の皆さんが、真剣に話を聞き、大事なことは逐一メモをとられて、授業を受けられる姿に感動しました。特に、紛争下に暮らす「シリアのサジャさんの動画」や「子ども兵士のこと」、「エドマの 詩」「地雷の話」など、初めて見聞きする内容に驚き「世界の友だちと平和な世界をつくっていくために自分にできること」を考える時間になりました。
心に築く“平和の砦”、“相手を思いやる気持ち”、”違い”を認める等に気付くことなど、最後にメッセージとして伝えました。

7月9日(金)の学習会

■期 日:2021年7月9日(金))14:35~15:20

■場 所:体育館

■授業名:SDGsについて 知る 考える 行動する  (総合的な学習の時間)

■授業の目的:* ユニセフ活動を通してSDGsについて知り、SDGsにどう取り組むか考えさせる。

                  * 自分たちにできることを考え、取り組もうとする気持ちを醸成する。

■本時の内容:ユニセフ活動を通して世界の子ども達の今!を紹介する。子どもたちを取り巻く様々な課題から【貧困・飢餓・教育・気候変動】に焦点を当てて子ども達の様子や社会の状況を知らせる。SDGsで世界の友達と未来をつくるために、自分にできることを考えさせる。

■SDGs学習についての感想
▶自分自身はSDGsについて、まあまあ知っているつもりでしたが、知らないことをくわしく知れてう れしかったです。最後にもらったしおりが一番うれしかったです。私は3番のしおり(すべての人に健康と福祉を)を選びました。これから先世界が平等で平和な世界になる事を願っています。
▶2回目の「SDGsについて知ろう」では、自分にできること(食品ロス)をなくすことを考えながら聞いていました。早く紛争や地雷がなくなり、SDGsも達成してより良い地球にしていきたいです。


長崎市立小ヶ倉中学校 平和学習 出前授業

授業名:『平和な世界を実現するために何ができるか』

日 時:6月29日(火)10:45~12:20 (3・4校時)

場 所:長崎市立小ヶ倉中学校 学年共有スペース

学年・人数:中学3年生 58人 (総合的な学習の時間)

内 容:「ユニセフの活動」や「紛争下で暮らす子どもたちの様子」等を知り、
          「平和を実現するために何ができるか」について考えを深める。 

■ 佐賀県ユニセフ協会では、長崎県の小中学校の出前授業にも出かけています。‟世界の子どもたちの現状を知り、自分たちにできることを考えていこう“といった授業のオファーが増えています。
佐賀県ユニセフ協会の授業チームは、3~4人でチームを組み、事前の授業研修を行い授業に臨んでいます。
出前授業では、ユニセフの活動を通して同世代の子どもたちの厳しい状況を知り、誰もが平和で自分の能力を生かし、幸せに生きていける世界をつくるために、身近なことから自分たちにできることを考え、行動をしていこうとする子どもたちへの最新情報提供やメッセージを送っています。
授業依頼は、『平和』や『SDGs』についてがほとんどです。

■ さて、小ヶ倉中学校の3年生58名は、小学校1年生から中学3年生まで平和についていろいろなことを学んできています。
3年生の皆さんは、中学校の卒業を前に、平和学習のまとめとして「総合的な学習の時間」に、それぞれが関心をもつ平和問題について考え、自分たちなりに学んだことやこれから先の取り組み等についてまとめ、発信される予定です。

■ 生徒の皆さんは、世界の紛争地域で暮らす子どもたちの写真や地雷原の近くで生活し被害にあった女の子の動画、また、ロヒンギャ難民へのユニセフからの支援の様子など、様々な世界の情報を真剣に見聞きしていました。
特に地雷については興味を示し、レプリカを触ったり、世界で作られている様々な地雷の種類を見たりする中で、真の平和はこの地雷撤去の終わる時だと感じていました。
平和な世界を築くためにどうしたらよいか、大切なことは何かなどについても考えてもらいました。大変難しく、生徒の皆さんからは、答えはすぐに出てきませんでした。考えるきっかけになればということで、最後に中国と日本の関係に風穴を開けた「2008年中国四川省で起きた大地震に国際救援隊として現地に赴いた日本の救助隊の行動(一枚の写真)を紹介しました。
生徒の皆さんには、何が大切なのか大きな示唆を与える映像として受け止めてもらうことができました。

【生徒の感想】
▶前回の総合の時間に調べて発表した‟平和と公正をすべての人に”の目標について、さらに深く考えることができました。私たちのいる日本から遠く離れた国では紛争や飢餓などで苦しんでいる子どもたちがいます。その子ども達のために私たちにできることは何か?や募金活動に積極的に参加しているか?など今までの自分を振り返ってみると完全にできていません。これからはユニセフに興味を持ち、私たちにできることを精一杯します。
▶今日の授業で一番心に残ったのは、中国で地震が起きた時に日本の救助隊の人達が助けに行ったという話です。救助隊の人達は生存者がいないか必死で探したけど、生存者は0でした。日本の救助隊が亡くなった親子を見つけてその親子に黙とうをしている写真を見ました。このように、国籍や人種は関係なく世界の人が相手に寄り添う気持ちを持って、平和な未来をつくっていけばいいなと思いました。自分にできることを探して行動に移していきたいです 。


佐賀龍谷学園 龍谷中学校 ユニセフ募金贈呈

日 時:2021年4月6日(火)16:00~

場 所:龍谷学園玄関

■ 龍谷中学校生徒会では、昨年1年かけて活動した「龍谷中ハンカチ作成・販売」(文化祭)及び「アルミ缶収集活動」(常時活動)の収益金や換金した一部を『ユニセフ募金』として、佐賀県ユニセフ協会へ寄贈をしてくださいました。
生徒会の皆さんは全部で17名、そのうちの3年生6名と担当の椛島先生から贈呈を受けました。一生懸命に取り組んでいただいた龍谷中学校学校生徒会の皆様、ご協力ありがとうございました。

■ 佐賀県ユニセフ協会は、龍谷学園龍谷高等学校や中学校とは、繋がりがあり、高校生の募金活動参加や中学生の「SDGs絵画展」への作品応募も学校挙げて出品してくださっています。

■ また、龍谷中学校ではここ数年、「総合的な学習の時間」に『SDGs学習』にも取り組まれています。2019年より、学校法人佐賀龍谷学園はNPO法人地球市民の会と「SDGs(持続可能な開発目標)」の教育を推進するための連携協定を結ばれています。そして、龍谷中学・高等学校の生徒たちが、国連が掲げる2030年までに達成すべき17のゴールについて学び、課題解決に向けて自分でできることを実行していけるような意識及び行動の変容を目指して取り組みが始まりました。


■ 具体的には、佐賀龍谷学園と包括協定を結んでいる「地球市民の会」制作の『 SDGsアクションブックさが 』「中高生によるアクション・リポート」の部分を、レポーターの龍谷中高生たちが英訳したり、また、SDGsの普及を目指し、三井住友信託銀行 佐賀支店様とのコラボ企画「SDGs絵はがきプロジェクト」でハガキを作成したりと、様々な活動をされています。
佐賀の若者たちが、SDGs推進をしておられる姿に頼もしさを感じ、佐賀県ユニセフ協会も是非、応援していきたいと思います。龍谷中学校生徒会の皆様ありがとうございました。


多久町老人クラブ(長寿会) 出前講座

日 時:2021年3月30日(火)10:15~11:15

場 所:多久町公民館

参加者:53人

テーマ:『世界の子ども達の現状とユニセフ活動』

■ 多久町老人クラブ様は、新型コロナ禍の中でも月に2回程、国際的な話や多久の歴史、健康や介護予防についてなどの多岐にわたる内容の研修をされているそうです。また、特別なイベントも4月の「高取さん祭り」や11月の「米寿祝」等企画されていて参加者も多く、市の体育行事や文化行事も併せてとても活発に活動をされているそうです。
当日も、和室が一杯になるほどの参加があり、熱心さに驚きました。



■ 佐賀県ユニセフ協会からは、国際的な分野でということで『世界の子ども達の現状とユニセフ活動』の話をさせていただきました。

<内容>は、以下の通りです。
    1.ユニセフってなあに?
    2.世界の子ども達の今 
    3.ユニセフとSDGsについて
        (SDGsが目指すもの)
    4.ユニセフの最新情報
    5.さあこれから、自分にできることは?

■ 今回は、ユニセフの活動を通して、飢餓や貧困、紛争や自然災害で苦しむ世界の子ども達の現状を紹介したり、また、地球の課題を解決するためのSDGsについても紹介したりしながら、老人クラブの皆様には、世界に目を向け、これから、明るい未来をつくるために長い人生経験を生かして自分にできることを考え、ユニセフ活動への理解やご支援をしていただけるように広報しました。

■ 53名の皆様は、動画や写真、詩の朗読や「ゴゴ94歳の小学生のCM」、新聞記事「鎌田實医師からのメッセージ『さあこれからだ』」等、大変感慨深く聞いてくださいました。

【感想】
  ○ユニセフさんの今日のような話を一般の人達や市町の様々な研修を企画される主催者の人達にも普及してほしい。知らないところがある。
     老人大学などにも入ってほしい。
  ○「ユネスコ」と「ユニセフ」の違いが分かった。
  ○世界には食べられない子ども達や5歳未満で亡くなる子どもがたくさんいると聞いて辛かった。募金をしたり、米を送ったりしたいと思った。


佐賀清和高等学校インターアクト部の皆さんから ユニセフ募金の贈呈

日 時:2021年3月19日(金)14:30

場 所:佐賀清和高等学校玄関

■ 佐賀清和高等学校インターアクト部の皆さんから今年もユニセフ募金をしていただきました。
佐賀清和高等学校の生徒の皆さんは、長年ユニセフ主催の様々なイベントや活動に積極的に参加やご協力をいただき、佐賀県ユニセフ協会の身近なパートナー的存在です。
昨今の新型コロナウイルス禍の中でも、1年生11名、2年生5名の皆さんが、学校内で呼びかけ、募金活動をしていただいた¥13,739円をユニセフに募金をしてくださいました。

■ インターアクト部担当の田脇先生からは、「今年は、ハンド・イン・ハンドやバザーのお手伝いができなくて活動も縮小されました。その中でマスクを手作りし、200枚程をそれぞれ2つの老人介護施設にプレゼントしました。 また、全校生徒に呼びかけて佐賀県立好生館の医療従事者の皆さんに応援メッセージを書いてもらい、お届けをしました。」と教えていただきました。with コロナでできることを見つけて頑張られたそうです。

■ 清和高等学校インターアクト部の皆さん、ご支援ありがとうございました。


トヨタ紡織九州株式会社様から「ユニセフを支援する『母子草』」へ使用済み切手を寄贈 

期 間:2021年3月18日(木)10:30 

場 所:佐賀県ユニセフ協会事務所

■ 毎年、佐賀県ユニセフ協会は、トヨタ紡織九州株式会社のハンドボールチーム『レッド・トルネード』の試合時に募金活動をさせていただいています。今年は新型コロナウイルス感染予防のために募金活動は中止としましたが、いつもトヨタ紡織九州株式会社様には、ご支援をしていただいています。

■ トヨタ紡織九州株式会社様は、さまざまな社会貢献活動をされていますが、今回は、従業員皆さんで集めた使用済み切手1㎏を業務部総務安全係の石黒様が事務所においでになり寄贈してくださいました。

■ 『母子草』は、寄贈の切手をきれいに整理し、業者さんに購入していただき、その金額をユニセフへ募金します。トヨタ紡織九州株式会社の皆様には、ユニセフの様々な支援活動に役立ててもらいたいという趣旨で社会貢献をされています。ご支援誠にありがとうございました。



JA佐賀県女性組織協議会様から「愛の募金」贈呈 

期 間:2021年3月16(火)13:30

会 場:佐賀新聞社

■ JA佐賀県女性組織協議会では、40年近く組織あげて“助け合いの心を大切にし、部員の善意を社会に活かすための募金活動に取り組んでおられます。
今年も、佐賀県内の会員皆様による「愛の募金」をユニセフや県内の児童福祉施設に贈呈されました。佐賀県ユニセフ協会への募金(¥97,597)は、佐賀新聞社において家永美子会長から佐賀県ユニセフ協会の中尾会長へと渡していただきました。
家永美子会長は、「子どもたちの健やかな成長の手助けになれば」と話されたうえで、「募金もSDGsに繋がっており、もっと身近に自分事として感じてもらえるように活動を続けたい」と付け加えられました。

■ また、この他にもたくさんの使用済みインクカートリッジや切手、書き損じはがきなど段ボールに30箱、「佐賀県ユニセフ協会を支援する母子草」さんへ贈呈をされました。多くのご支援に感謝致します。

■ 佐賀県ユニセフ協会からは、2020年度の募金額の総計や頂いた使用済切手や書き損じはがきの募金への繫がり等を説明させていただきました。ボランティアやスタッフで切手をきれいに整理している様子や収集家の方に買っていただきそれが募金に繋がっていること等を紹介しました。


パネル展 『3.11 わすれない「東日本大震災あれから10年」』&『佐賀の自然災害』

期 間:2021年3月5日(金)11:00~ 3月11日(木)16:00まで 

会 場:モラージュ佐賀 北館 2階 サンキ前フロアー

主 催:佐賀県ユニセフ協会

■ 佐賀県ユニセフ協会では、『3.11 わすれない「東日本大震災あれから10年」』&『佐賀の自然災害』のパネル展をモラージュ佐賀で開催しました。

■ 「3・11 わすれない」をキーワードに実施してきたパネル展も、あっという間に10年が過ぎました。東北、そして福島はまだまだ復興半ばです。ぜひ、佐賀の皆さんにも、東日本大震災のことを風化させず、被災地や被災をされた方々に思いを寄せてほしいと願い、今年もパネル展示を開催しました。また、このような非情の災害を通して、日頃からの人と人の繫がりや絆の大切さも感じていただければと願っています。

■ 当時の写真は朝日新聞社様より、「佐賀の自然災害」の写真は佐賀県庁河川砂防課様よりお借りし展示しました。

■ また、特に、今回は10年の節目の年、なるべく多くの方に見ていただきたく、大型商業施設「モラージュ佐賀」様の会場を貸していただくことにしました。(昨年は、新型コロナ感染が広がり始めた頃でもあり、中止をせざるを得ず大変残念でした。
1階のモラ・ビジョン(大型ビジョン)では「ユニセフCM(すべての人々にCOVID19ワクチンを届けるために)」を流しました。


事務所訪問

日 時:2021年2月26日(金)10:10~11:00

場 所:佐賀県ユニセフ協会 事務所

参加者:佐賀県立ろう学校中学部 1・2年生(6名) 

ユニセフ学習のねらい:世界の子どもたちの現状とユニセフについて知り、自分との関りについて考えることができるようにする。

使用済み切手及び使用済みインクカートリッジの贈呈

■ 今年も佐賀県立ろう学校の生徒さん1年生2名、2年生4名、先生方5名が事務所訪問をされました。この時期、毎年、学校で1年かけて集めた使用済み切手や使用済みのインクカートリッジ等を事務所にお持ちいただいています。先輩方から今の生徒さん達まで、ボランティア活動としてこれらの収集が長くろう学校に引き継がれていていることに敬意を表します。

■ 今年は、切手650ℊ、インクカートリッジ483個を寄付していただきました。代表の生徒さんより贈呈されました。いつものご支援に感謝をいたします。

ユニセフ学習 『世界の子どもたちとユニセフ』
ユニセフへのご支援品の贈呈の後には、お礼に「ユニセフ学習」を行いました。

■ 生徒の皆さんは、これまで「ユニセフとボランティア活動」について学びを深められています。6人の生徒さん達は、それぞれに問題意識を高く持ち、以下の質問を用意されていました。
①ユニセフはどうして作られたのですか?
②ユニセフのお金(募金)はどのように使われていますか?
③集めた古切手や使用済インクカートリッジをどのようにしてお金に換えています か?
④どうすれば地球温暖化はなくなりますか?
⑤児童労働力になっている子どもたちを助ける方法はどんなことですか?
⑥飢餓の子ども達を救う方法はどんなことがありますか?
これらの質問に対して、佐賀県ユニセフ協会では、基礎リーフレットやプレゼンで資料や写真、動画などを使って回答をしていきました。

■ 最後は、自分にできることについて話し合いました。
①周りの人に学習したことやSDGsについて知らせる。
②使用済み切手や書き損じはがきなど自分たちにできる回収協力をこれからも続ける。
③自分自身ができる、はじめの1歩について考え、行動する。

■ SDGsを学習した意識付けに手作り「SDGs缶バッジ」をプレゼントしました。


小城市立三日月小学校 異文化理解 出前授業

日 時:2021年2月16日(火)14:05~15:45(総合的学習の授業)

場 所:体育館

児童数:127人(5年生、4クラス)先生:5人 

■ 今回の出前授業は、佐賀県国際交流協会と佐賀県ユニセフ協会と共催で行いました。

講師:シンデテ マティロ ジョゼさん(ベナン共和国)、デルベル モハメド・ラミー さん(チュニジア)、張 麗琦(チョウ レイキさん(中国)



■小城市立三日月小学校では、毎年5年生の総合的学習の時間に国際理解教育として外国人のゲストから、外国の文化や歴史、食事やあそび、民族衣装などの生活に関することについて学び、グローバルな視野での異文化理解の素地を育む教育をされています。
今回、佐賀県ユニセフ協会は、佐賀県国際交流協会の多文化共生理解出前講座事業と共催で、外国人講師による出前授業を行いました。

佐賀県交流協会の出前講座は、お互いの文化的な違いを認め合い、対等な関係を築きながら地域社会の構成員として共に生きていく「多文化共生社会づくり」を目指されています。
また、佐賀県ユニセフ協会からは、体育館の前面にユニセフの支援グッズや水がめ、地雷レプリカ等を展示して休み時間に子どもたちに見てもらいました。

ジョゼさんの話
ベナン共和国の踊りを初めに紹介し一緒に皆で踊りました。主食はトウモロコシの粉を焼いたもの、パイナップルやカシューナッツの生産が多いことや、アフリカの動物が多く生息する国で、日常の服や挨拶、宗教についても紹介されました。

ラミーさんの話
チュニジアの白い建物の街並みやイスラム教やモスクについて話され、モスクでは静かに礼拝し、日本に来て神社などがにぎやかなことに驚いたそうです。チュニジアは、地中海を挟んでフランスやイタリアと近く、文化はヨーロッパと融合しているところがあるなど紹介されました。日本のアニメ―ションも人気だそうです。

張さんの話
中国の遼寧省出身で、その中でも少数民族のモンゴル族であることについて、美しい民族衣装をまとい紹介されました。家庭ではモンゴル語を使い、日本語と母音や文法が似ていて、日本語が覚えやすいと話されました。モンゴル語の歌や踊り、モンゴル相撲などのナダル大会の紹介やモンゴル族の食べ物、羊の肉や乳製品等が主な食べ物だそうです。。

【児童の感想】

■ 日本と全然違う文化や、環境、生活でもやはり同じ人間なんだな、と思いました。異文化で差別や無視をせずに、きちんとわかり合えるように努力することが大事だと思いました。

■ 3人の方が一生懸命に教えてくれとてもうれしかったです。私は、日本がもっと好きになりました。違う国にもいろいろな服や食べ物があり、いろんな文化があることがすてきだなと思いました。

■ 私はユニセフの活動で、子どもたちにプレゼントなどを送ったり、寄付したりしているので、もっといろいろな国のことが分かるように勉強しようと思いました。

■ 日本と似ているところがいっぱいあると思ったけど、それぞれの国にちがいがあって、おもしろい文化やびっくりした文化があり、とても楽しかったです。また、百円の募金でいろんなものが守れると知って、百円でも募金しようと思いました。




フードバンクさがへ 食料品を届けました

日 時:2021年1月26日(火)15:30~

場 所:よってこ十間堀(佐賀市唐人1丁目1-14)

■ 佐賀県ユニセフ協会は、新型コロナ禍の中、イベントや様々な活動が制約されている時でも、身近なことで自分たちに今できることを考え、『自宅にある食材の有効活用をしよう』ということでフードバンクさが様へ食材を届けました。

■日本だけでなく、世界的問題になっている「食品ロス」。この食品ロスは「SDGs~持続可能な開発目標~」における17の目標の中において、世界全体で取り組むべき目標の1つとして掲げられています(17の目標の内、12番目の「つくる責任、つかう責任」に食品ロス削減目標が含まれています)。この目標を達成するために、日本でもさまざまな取り組みが行われています。この食品ロス削減につながる民間団体の取り組みの1つとして、「フードバンク」等の活動が注目を浴びています。





佐賀県ユニセフ協会は、「フードバンクさが」応援しています。

■ 「フードバンクさが」は、2019年3月に佐賀県内初のフードバンク活動団体として設立されました。「フードバンクさが」が目指すのは、まだ食べられるのに捨てられる食品の削減と、有効活用できる循環型社会の実現です。
また、「フードバンク」という“食品の銀行”を通じ、食品の寄贈と提供はもちろんのこと、さまざまな方々が食品や資源の交換や持ち寄りを通じ、地球環境を配慮しながら、佐賀という土地がもっと元気になることを目指しています。



ドリームパーク 出前授業 PartⅡ

日 時:2020年12月2日(水)15:20~16:40

学 校:神埼市立千代田中部小学校

クラス・人数:星組 15名

テーマ:『やってみようボランティア』~使用済み切手整理のボランティア~

■ 今日は、神埼市放課後子ども教室『ドリームパーク』PartⅡ星組の出前授業でした。
今回は、千代田中部小学校の1年生から5年生の子どもさん15名(星組)が対象でした。テーマは同じく、「やってみよう ボランティア」です。

■ PartⅡでは、出席者の人数が少なかったので、SDGs輪投げゲームやSDGsルーレット等のゲームの時間をゆっくりとって、17の目標の絵柄や内容に触れさせる時間を長くとりました。
また、‟やってみようボランティア”の使用済み切手整理の時間を十分にとってほしいとの指導員さんからの要望もあり、先生方やスタッフも入り、じっくり子ども達と切手整理をすることができました。

■ 子ども達は、はじめ、5㎜のふちを残して整理するやり方を難しく感じていましたが、だんだん慣れてきて、上手にふちを残して切ることができるようになりました。約30分の間、指導員の先生やユニセフのスタッフさん達といろんな会話をしながら楽しく取り組んでいました。

■ みんなで整理した切手の量は、386gもありました。お金に換算すると232円分となり、『支援物資 ビタミンA(免疫力をつける)』を58人の子ども達に贈ることのできることになりました。
千代田の子ども達は、神埼市から配布された「ボランティアパスポート」を全員が持っていて、今日の使用済みの切手整理ボランティアも‟人のためになる活動”をした証に記載されました。



佐賀市立諸富北小学校 第3回人権教室 出前授業

日 時:11月30日(月) 13:45~14:50(道徳の授業)

場 所:体育館

テーマ:「ユニセフと世界の子どもたち」 ~ユニセフ活動を通して人権について考えよう~

児童数:214人(小学1年生~6年生) 先生:16人 

児童数:214人(小学1年生~6年生) 先生:16人 

■ 人権教室の内容
  〇初めの言葉(6年生)
  〇校長先生の話)
  〇ユニセフからの講話「ユニセフと世界の子どもたち」
  〇児童代表のお礼の言葉(6年生))
  〇展示物や支援物資などを見たり、触ったりして見よう(体験学習)
  〇「人権教室」の感想記入



■ 諸富北小学校では、この時期、人権教育に取り組んでおられます。今年3回目の『人権教室』に佐賀県ユニセフ協会から出前授業をさせていただきました。
今回の授業は、「ユニセフ活動を通して、世界の子ども達の現状を知り、人権について考え、自分自身を振り返ることで、これから自分にできることを実行する態度を育てる。」というねらいで実施しました。

■ 全児童と先生方250人程がソーシャルディスタンスで体育館いっぱいに広がって、熱心にユニセフからの話を聞いてくださいました。

■ユニセフからは、飢餓や貧困、紛争や気候変動による自然災害で苦しむ子ども達の様子を動画で流したり、水がめや子どもの命(健康)を守るための様々な支援物資(実物)や紛争で使われた地雷のレプリカなどを展示したりと、少しでも身近かに感じていただけるように努めました。 生きるのに困難な状況で生活する子ども達の話を聞くたびに、近くの1年生の児童が「えっ!どうして?」「へぇー」と反応して聞いている姿に、しっかりと自分で考えながら聞いてくれているのだと嬉しく感じました。

■ また、様々な地球の課題を解決するためのSDGs(持続可能な開発目標)についても紹介し、身近なことから自分にできることを考え、行動してほしいことも伝えました。特に、上級生の子ども達は、パネルに示されている数字から見える実態に大変興味を示し、6年生の児童は「こんなに厳しいと初めて知った。今日の勉強はとてもためになった。」と感想を述べていました。

■集会の最後には、1年生から6年生までの全児童が、水がめを持ったり、蚊帳に入ったり、地雷レプリカや支援物資を触ったり、SDGsパネルで世界の厳しい現状を学んだりする体験の時間もあり、子ども達は大変興味を示し、喜んで取り組んでいました。

■校長先生も『ユニセフ』という言葉は知っていたけど、具体的には知らなかったので、今日の出前授業でよく分かりました。とても素晴らしい出前授業でしたと言ってくださいました。




ドリームパーク 出前授業

日 時:11月25日(水)15:20~16:40

学 校:神埼市立千代田中部小学校

クラス・人数:夢組 18名

テーマ:『やってみようボランティア』~使用済み切手整理のボランティア~

■ 神埼市放課後子ども教室『ドリームパーク』の出前授業に出かけました。
「ドリームパーク」参加の子ども達は、いろいろな遊びや体験の中で、様々な学びのある水曜日の放課後の時間をとても楽しみにしています。
今年は、新型コロナウイルス禍の中「ドリームパーク」についても検討された後に、マスクと換気、アルコール消毒とソーシャルディスタンスなどの対策を講じて実施をされています。

■今回は、千代田中部小学校の1年生から3年生の子どもさん18名(夢組)を対象に出前授業を行いました。
テーマは、「やってみよう ボランティア」です。
出前授業の前半は、地球上の様々な課題の解決に向けて国連が定めたSDGs=持続可能な開発目標)を知ってももらうため、まず、佐賀県ユニセフ協会で作成した『SDGs輪投げ」ゲームと『SDGsルーレット』ゲームを楽しんでもらいました。

次に、子ども達がゲームの中で身近に感じた目標のうち「①貧困をなくそう」「②飢餓を0に」「③すべての人に健康と福祉を」「④質の高い教育をみんなに」「⑤ジェンダー平等」「⑥安全な水とトイレを世界中に」にスポットを当て、世界中には目標が達成されずに厳しい生活をしている子ども達の現状を写真などで紹介しました。
生活の様子を目の当たりにし、子ども達は、自分たちの日々の生活とかけ離れていることに驚いていました。そして、自分たちと同じ年齢の子ども達を助けたいという思いを強く持つことができました。

■出前授業の後半では、「世界の子ども達のために、自分たちにできるボランティアをしたい」ということで「使用済み切手の整理ボランティア」を体験してもらいました。

使用済み切手を整理するボランティアがどんな支援につながるのかについては、「母子草」スタッフ“ドリームパ子ちゃん”と“お母さん”が、分かり易く寸劇で伝えました。
*「お母さん、使用済み切手を整理したら、誰か買ってくれる人がいるの?」
*「切手で絵などの作品を作っている人が買ってくれるのよ。それを募金にして支援物資に変えて送るのよ。」「切手50gで、ビタミンA(病気になりにくい栄養)を12人分も贈れることになるの。」
*「おかあさん、周り5mmがきれいに切れなくてもいいの?」
*「大丈夫よ、その時は水につけてはがせるから大丈夫よ。」
*「よかったあ。わたしにもできるね、ボランティア。」

【授業後の子ども達の声】

■ みんなの力で使用済みの切手の整理が、260gもできて、ビタミンAを40人にも贈ることができるのでとてもうれしいです。」

■「初めての使用済み切手整理のボランティアが、とても楽しかったです。また、家でも切手を集めます。」

■ 自分たちと同じ年の子ども達のことを知らなかったので、とてもためになりました。」



佐賀県国際交流協会 創立30周年記念式典

佐賀県国際交流協会 創立30周年記念式典で、当協会が国際交流に貢献した団体として表彰をされました。

式典名:佐賀県国際交流協会 創立30周年 記念式典
         ~知る 考える 行動する 自分にできるボランティア~

日 時:11月14(土)14:00~16:00

会 場:ホテルマリターレ創世

対 象:約100人(20団体と15個人、その関係者)

【基調講演】
        演題:『支援の現場で学んだひと・チーム・世界の変え方』
        講師: 認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創始者  鬼丸 昌也 氏

  

■ 佐賀県国際交流協会(SPIRA)様は、今年の2月に創立30周年を迎えられました。佐賀県内において多文化共生事業に取り組まれている中心的な存在です。県内の様々な国際交流に関わる団体のつなぎ役として、また、牽引役として長年貢献をされてきました。
県内の交流団体の様々な国際交流・協力活動の支援や情報提供を行うことによって県民一人ひとりが主役となった国際交流の推進と地域の活性化に尽力されています。

■ この度、創立30年を節目に、11月14日(土)14:00より、「創立30周年記念式典」がホテルマリターレ創世で執り行われました。
式典では、県内で国際交流・協力活動に取り組んでいる20の団体様、及び、15の個人様に感謝の意を表し、記念品を贈呈していただきました。

■ 「佐賀県ユニセフ協会」へも、年間様々な主催事業イベントへの協力、参加などが評価され、表彰をしていただきました。当協会からも運営委員と3名で出席をいたしました。
表彰に際しましては、気の引き締まる思いで受け止め、今後もさらに国際交流や国際協力に励みたいと感じた次第です。
★当日は、参加者皆様にお楽しみいただけるよう、様々な国のお茶や、コーヒー、お菓子が楽しめる「ワールド・カフェ」も併設されていて、会場中、国際色にあふれていました。


【講演内容】
資金ゼロ、人脈ゼロ、そして語学力ゼロだった鬼丸氏は、「ひとり一人 に未来をつくる力がある」この言葉を信じ、いくつもの壁を乗り越えられてきた。なぜ子ども兵や地雷の課題に取り組む、テラ・ルネッサンスという国際NGOを立ち上げ、アフリカやアジアで事業を展開することに成功し、多くの方から支援を受けるようになったのか。子ども兵、地雷、小型武器等の地球的課題を伝えるだけでなく、「すべての生命が安心して生活できる社会」を実現するための力が、ひとり一人に備わっているということを実感できる講演でした。   




多良中学校 出前授業

活動名:ユニセフとボランティア活動
         ~知る 考える 行動する 自分にできるボランティア~

日 時:11月9日(月) 9:35~11:25

学 年:3年生1組、2組『英語学習』

【PROGRAM7】・・・国際協力

        What is the Most Important Thing to you?

■ 多良中学校3年生の皆さんは、英語の時間に「What is the Most Important thing to you?」(国際協力)の学習をします。その導入として、佐賀県ユニセフ協会では、「ユニセフ活動を通して『国際協力』について考えよう ~知る、考える、行動する 自分にできること~」というテーマで授業をしました。

■ 佐賀県ユニセフ協会からの授業メッセージは、“同じ年代の世界の子どもたちの厳しい現状やそこに支援活動をするユニセフや多くの国際貢献を命がけでしている人々がいることを知り、今の自分たちにできることを考えてほしい”という思いで行いました。

■ まず、有名人クイズで興味をもってもらうように、国際貢献をされてきた6名の方を紹介しました。環境活動家のグレタさん、女子教育に力を注ぎノーベル平和賞をもらわれたマララさん、長年にわたる灌漑工事でアフガニスタンに貢献された中村哲医師、ユニセフ親善大使のオードリー・ヘップバーンさん、南スーダンで20年以上医療活動をされている川原尚行医師等、中学生は、有名人の名前やその業績を知っている生徒は数人でしたが、まとめの段階でそれぞれの有名人の語録やメッセージを聞き、1人1人の生徒が“国際協力”について考えるきっかけになりました。

■ また、2008年の中国、四川省の大地震で日本の国際緊急援助隊の救助の様子を伝える「一枚の写真に隠された真実」では、国と国の信頼関係をつくるためにはどんなことが大切かを考えさせられる動画として紹介をしました。

■ ユニセフ活動についての広報としては、世界の子ども達の現状について、貧困や飢餓で苦しむ子どもたちの写真やロヒンギャ難民やアフリカ干ばつの実際を動画で紹介し、ユニセフの支援活動の様子も見てもらいました。持続可能な世界を築くために自分たちができることもたくさんあるはずです。多良中学校の皆さんには、自分にできるはじめの1歩をじっくり考え、行動に移してほしいと願っています。

【感想】

〇 ユニセフは国連の組織だとわかった。ユニセフは、苦しんでいる子ども達のために働いていることも分かった。いろんな動画を見て、世界には、まだまだ貧困の子ども達がたくさんいた。とてもかわいそうだった。日本はとても良い環境で、特に太良町は大自然があり、学校では給食も無料、エアコンもついて学校についていて勉強しやすいと改めて感じた。世界には食べられない子どもたちも多くいて、好き嫌いせず、物も大切にしていきたいと思った。

〇 私はこの講演を聞いて世界に起きている大変なことをたくさん知れました。貧困や飢餓、教育、平等など、まだまだ解決すべきたくさんの目標があると思います。一人一人が意識しないとSDGsの17の目標は達成しないと思います。だから自分にできることをよく考えやっていきたいと思います。

〇 世界ではすごくつらいことが起こっている国や、紛争や栄養不良で5歳まで生きることさえ難しい子どもたちがたくさんいることも知りました。話を聞いたり、映像を見たりしてなんだか胸が苦しくなって、涙が出そうでした。そして、今、私にできる募金や寄附もしたいし、将来、まずしい国に行ったりして、よりよい生活になるような支援活動をして命を助けたいと思いました。